Tinderで出会ったチャラ男との体験談。
■この記事を書いたライター
田村ミワ
ネタと快楽のために出会い系サイトを駆使する人妻ライター。
出会い系のリアルな体験談を綴っていきます。
Tinderでマッチしたチャラ男
先日会ってきたのはTinderでマッチしためちゃくちゃチャラいプロフの独身男子トミくん(29)。
トミくんのTinderプロフィール抜粋
【見つけた人はおめでとうございます。美味しいご飯のあと、大きなお城へご招待します】
【金稼いで可愛い女の子に貢いでこそ人生】
【美味しいごはん食べてやることやれればそれでOKでしょ】
……おおー。強気。出会い系でも下心ないよ?あわよくば的な感じだよ?という男子は多いが、彼のこのスタイルは逆に好感持てる。
トップ画の写真は4枚ほど。すべて口元だけを隠した顔写真と、筋肉をさりげなくアピールするためのタンクトップ姿写真。【ジム通いが趣味で、体脂肪率は一桁】
【似ている有名人…乾貴士 、山田涼介】 とのこと。似ている有名人ブレブレやないかwwwと思いつつも
メッセージを送ると、「メッセージありがとうからの俺イチャイチャ目的だけど大丈夫?」と実にチャラい即レスをくれた。
出会い系にいる男達がヤリモクなのは当たり前だが、ここまでその目的であることをオープンにしている子も珍しい。しょっぱなから「その目的だよ~ヤらせてね~」アピールをすれば逃げてく女子も多いはずだが、それを恐れていないご様子。
相当遊んできたし自分に自信がある証拠だろう、と筆者は感じ、これは面白いなーとやり取りをスタートさせることに。
まず素早いレスポンスでデートの日を確保してくれた。その点も好印象。
筆者は家庭の都合でしばらく外出ができなかったので、 約束の日は2週間後に設定された。
セフレメインの出会い系でよくいるのが、会うまでのメッセージのやり取りで超短文&セックスの話しかしない人。住んでいる場所の前に性感帯を聞いてくるヤツ、趣味の前に好きなプレイを聞いてくるヤツ。ヘタすると「エロい写真送ってよ」みたいなこと送ってくるセクハラまがい野郎もいる。
こういうタイプはほぼ100%会うまでに至らず、LINEや、メッセージですぐ飽きる。
が、彼は意外にもそのタイプではなく、仕事が忙しい中でも毎日一通必ずメッセージをくれ、お互いの地元の話や好きな食べ物の話などをして、適度に質問も織り交ぜてくれる。
チャラいなりに、 まず人として仲良くなろうとしてくれるスタイルに好感をもてた。
そしてさらに「慣れてるな」、と感じたのがこちらの写真の要求を一切してこない点。
筆者はリスク回避のため自分の写真はTinderのプロフに公表していないので、メッセージで写真を要求されることが多いのだが、彼はいくらメッセージを重ねても写真を要求してこない。
ある程度メッセージのやり取りで女の子とのフィーリングを察知できる能力があり、メッセージで仲を深めるコミュニケーション能力がある証拠だろう。
この男は恐らく真のモテ男だ、と筆者は推測。楽しいデートになりそうだ。乾と山田涼介のハイブリットなお顔も気になるし。
そしてTinderで健全な(?)やりとりをすること2週間。
ついに彼とのデートの日がきた。
通常名古屋では名古屋駅にある金時計前の待ち合わせがセオリーだが彼が指定したのは別の場所。自分の格好も事前に伝えておいてくれた。
うーんやっぱりサイトで会うの慣れてるなー。
Tinderでマッチしたチャラ男とデート
人混みをかき分けながら待ち合わせ場所に近づくと、教えてくれていた服装に近い男の子の姿が。黒のライダース強気ジャケットに、ダメージの施された派手な強気デニム。
うん、間違いない、彼だ。
目が合って会釈をすると彼が近づいてきてくれた。
お顔は良質な乾くんという感じで全然イケメン。山田涼介くんの要素は全然わからないけど全然OK!
そして良質イケメンがこちらに向かって近づいてくる……
「ミワちゃん、やっと会えたね」
やけに近いなイケメンの顔。
ん……?これは……?
想像以上に背が小さい!!!!!
彼は、小さくうまいことまとまった、小さいイケメンだった。
推定162センチくらい。言うて筆者も152センチくらいのミニマム女子なので、わたしたちは小さくまとまった二人として歩き出した。
予想外のミニマムガイだったのにはちょっとガッカリしたけれど、Tinderは身長をプロフに記載するところがないし、まあ顔は全然乾君よりカッコいいから許してやろう。
そして彼がリードするままの方向へしばし歩く。彼は学年が同じということもあり、ノリも若干似ていて話しやすく、時折質問も混ぜてくれる彼の会話力のおかげで、お店までの道のりですでに「兼ねてからの友達感」をだすことができた。
その日はサッカーアジアカップの中継がある日だったので、サッカー観戦の好きな(正しくはサッカーイケメン好き)わたしのためにスポーツバーに招待してくれた。
バルというかクラブというか、ちょっと暗めの雰囲気で奥にDJブースもある、ちょっとオトナなお店。田舎者の筆者はこんな場所ほとんど普段行かないので、ものすごく自分が浮いている感覚に陥ったが、意外とあか抜けない娘もチラホラいて内心ホッとした。
わたしは夕飯は済ませてきていて彼だけ料理を頼んだが、飲み物と軟骨のから揚げしかオーダーしなかった。
これだけ?あとからまた頼むの?
昼たくさん食べるから夜は普段あんま食べないの
へえええ……
飲み物が運ばれると二人でカンパイ。
しばらくお互いの今まで遊んできた経歴を話し合ったりして談笑。
彼は仕事柄全国を飛び回る職種で、昨日は広島にいたのに今日は名古屋、そして明日からは大阪らしい。そして各地に遊びトモダチが点在しているのだとか……
ぜんぶ出会い系で出会ったの?
いや、現地のバーでナンパして調達した子もいるよ
へえええ……
彼はチャラいわりに謙虚なタイプで、何度も
「モテるよね?」と聞いたが
「人並みだよ」としか言わない。
いやでもその遊び方全然人並みじゃないから……。
しばらく歓談して、23時のキックオフまであと数十分、となった。
キックオフの時間まであともう一杯ジュースを頼もうかな、と思っていると
そろそろ外出て散歩しよか
え?!(さ、サッカーは?!)う、うん。
いやいやサッカー見に来たのにまだサッカー始まってないし。……と返そうとしたが彼の意図を汲みあえて従う。
そして夜の街を歩き出した。
会話しながら彼に手を握られる。
そしてちょっと外れた道の方まで来て彼の導くままの方向へ。
ナビとか使わないで行くあたり、何度も足を運んでると見た。
Tinderチャラ男とラブホテルヘ
着いたラブホテルの空き部屋は金曜の夜なだけありわずかひと部屋。ギリギリセーフ。
「ここ結構オシャレな部屋多いんだよね」と解説してくれた通り、
入室した部屋は、畳とモダンな机が可愛い和風の部屋だった。
そして少し部屋で座ってお茶を飲んだ後、Tinder史上最強?のチャラ男くんのお手並み拝見。
彼の体はプロフ記載のとおり、かなり引き締まっていて、いわゆるいい体。ゴリゴリマッチョより細いけど、脂肪が全然なくて、掴んだ腕の硬さにびっくりした。
色んな女の子のタイプを知ってるだけあって、初めからテクをバンバンお披露目するのでなく
慎重にこちらの反応を見ながら事を進めていくタイプだった。「耳はどう?」「ここはどう触られたい?」「どのくらいの強さ??」と適度に質問を織り交ぜてくれる。
概ね満足であった。
事が終わってテレビをつけて、一緒にサッカー鑑賞。顔は乾くんには似てるけど、サッカー経験は皆無らしい。
じゃーなんかスポーツやってたの??部活とかやってた??
んー……卓球 かな
た、たたたたっきゅう?!?じゃあトミくんて、陰キャラだったの??w
え、うんまあそんな感じかなあ
なんか高校の時卓球部の男子とかめっちゃいじめてたわー……
じゃあ俺もミワちゃんと同じ高校だったら虐められてたかもしれへんな。メガネだったし髪型も坊主みたいな髪の毛だったし、男兄弟しかおらんから女の子と喋る勇気も全然なかった。
なるほど…同じ高校だったらわたしがトミくんのこといじめまくってたかもしれない。ごめんね?笑
これからは俺がミワちゃんをいじめてあげるから大丈夫
おおー。ほんまもんの元陰キャラやん。大学から東京に行き、出会い系サイトデビューして女の子と遊び始めてから、垢抜けたらしい。クラスではモテなかった陰キャラも、どう生まれ変わるかわからないものだ。出会い系ってすごいなあ。
名古屋駅にトミくんの車を停めていたので、家まで送って貰った。
別れ際サッサと車を降りようとすると、
「LINEだけ交換しとこっ」
と素早くLINE交換申請。 この辺りはホントに慣れてる。
そのまま明日からは大阪へ出張らしい。大阪はまだ遊び相手発掘できてない土地らしいので、浪速ガールとの遊び体験談を次回聞かせて貰う約束をして彼と別れた。
これでめでたく筆者は彼のセフレコレクションに格納されたわけである。
その後何度か「ハロ!あしたご飯行こ??」
という実に軽いLINEがくる。都合が合わず会えていないが、このノリの良さは、人妻にとっては遊び相手には最適なので、今後お互いの都合のいいときにまた楽しめたらいいなと思っている。