クリスマスが近づく12月。オレは一人寂しくハッピーメールをのぞいてみるのだった。
クリスマスが近づいてきた。ハッピーメールでもやるか。
そういや去年のクリスマスはどうだったっけな。
あ、思い出した。まさかの、まさかの、当時付き合っていた彼女が・・・・・・
元カレとデート( ̄- ̄|||)
あいつはそういうやつだった。オレと付き合っていながら、ほかの男とも会う…。
思い出したくねぇ。
そんな心の傷もあってか、あんまりクリスマスに興味がないオレも今年はデートでもできればなぁなんて考えていた。
12月中旬、最近知り合った人を5~6人誘ってみた。
が、帰ってきた返事は以下のようなものだった。
女子1「クリスマスは丸一日バイトだよ!」
女子2「友達とパーティーやるの~、ごめんね」
女子3「24日はちょこっとだけ彼氏と会いますw25が研究室の大掃除と…」
女子4「クリスマスは出かけたくないです」
女子5「いかねーしw」
・・・・・・
もうやめてくれ~(TДT)
もう12月23日になっちゃったよ。はぁ、1人かあ。
ハッピーメールでもながめてみるか。
ハピメの日記を読んでいるといい感じの女子大生がいたので、プロフィールをチェック。
ひー さん
年齢:18~19歳
身長:155~159
スタイル:細身
ルックス:いやし系
職業:学生
3サイズ:B?/W?/H?/Cカップ
好みの年齢:20代前半~40代後半
かわいさ ★★★☆☆
ハピメ女子大生は楽器をやっているらしいので、日記の感想とともにメールを送ってみた。
ケイ こんにちはひーさん。ケイといいます。会社員してます。サックスやってるんですね。吹奏楽の中ではちょっとマニアックですね。よかったらお話ししましょー |
ひー おはようございますー。サックス詳しいですか?わーわー(*´ω`*)それだけで素敵な人に見えてくる(*´ω`*) |
ケイ ちょw サックスだけでそんなにテンション上がんのか(;´∀`)吹くの難しいらしいですねー。もう学校休みなのかな |
ひー めっちゃ簡単ですよー比較的新しい楽器なので簡単なのですよ!休みです(´ω`) |
最初からテンション高めな返信をくれたので話しやすかった。しばらく世間話をしたあと、食べ物の話→ラインゲットへとつなげる。
ケイ なるほどねー。素直でいいね(^_-)今度メシ行こーぜ!ヨロ(`・ω・´)スク! |
ひー いきましょう!! |
ケイ サンキュー(゜ロ゜)食べたいものあるかい!寿司、ハンバーグ、アイスクリーム! |
ひー 全部(*´ω`*) w |
ケイ 欲張りなやつめwwちなみに、ライン聞いてもいい?サイト内だけって言うならそれでもいいよ。 |
ひー えへへっwwラインでいいよー |
※以下画像。ハッピーメールのメッセージは下から読んでください。なお、相手の名前は加工してあります。
ハピメ女子大生にノックアウトされる
ここからはラインに移ってハピメ女子大生とのやり取りが始まった。
ひー「お寿司食べたい」
ケイ「一人暮らししてると寿司とか刺身とか恋しくなるよな~」
ひー「お魚が食べたくなりますん」
ケイ「ね~。じゃあ、寿司食べに行こー」
ひー「行きたいですー」
ケイ「いつ空いてる?」
ひー「うーんわかんないww ぐぁぁ腹ペコ最上級だww」
ケイ「まじかよ、何か食えよw それとも今から寿司行くか?」
ひー「へww いいよw 今日すっぴんだしw」
断られてしまった(´Д`;)たぶん、オレが言った「いつ空いてる?」は良くないと思う。これで女の子からまともな返事が来たためしがない。
ここからずっとラインを続けた。ひーちゃんの学校の話をしたり、お互いの夕飯の話とかをしたり、気が付けば3時間もラインをしていた。そこでもう一度誘ってみることに。
ケイ「明日寿司いく?」
ひー「明日ー、んー行きたいねーw」
ケイ「イブに寿司でいいのかw」
ひー「白菜より品はあると思うよー」←少し前に白菜の話をしてたので
ケイ「横浜これる?」
ひー「横浜1人でいったことなーい」
ケイ「なぬ!どこかまで迎えにいこか。川崎?」
ひー「かわさきー」
ケイ「川崎ね。オレ仕事のあとだと、20時くらいになっちゃうかも、それでもよひ?」
ひー「うーん考えとく」
うーん、うまくいかない。会うのは難しそうだ。
でもなんかひーちゃんの答えって中途半端だな。誘いに乗るのか乗らないのか、よく分からない。
もしかして・・・・・・
ケイ「ん、ハピメで他の人にも誘われてるのか~?」
ひー「誘われてますよー」
やはりか(; ̄- ̄)一筋縄ではいかないな。
ひーちゃんはハッピーメールに写真を載せているので、かわいい子であることは分かっていた。どーしても会いたかった。ここで他の誰かに取られたらマジ最悪だ。
さらにやり取りを続けた。まあまたくだらない話とかをしつつも、ひーちゃんの動向が気になってしょうがなかった。んー、特に進展しない。というか、ひーちゃんのラインが少しおざなりになってきたようにも感じた。
1時間後、聞いてみた。
ケイ「んで、結局明日は誰かと会うの?」
ひー「ふぇー」
ケイ「なんだよw」
ひー「えw」
ケイ「ん?誰かと会うの?」
ひー「会います(´・ω・`) ごめん」
ケイ「まじか。この数時間のあいだに。ほかの人と会う約束をしたのか」
ひー「いや誰とも合う気なかったけど、ハッピーメールでどストライクの方が誘ってくれたから行くしかない」
(゜ロ゜;)
ひー「ごめん」
ケイ「まあ、楽しんでこい」
ひー「うん」
ケイ「つまんなかったら、オレに連絡よこせょw」
ひー「なんだそりゃw」
ケイ「うるせーよ。男のプライドはズタズタなんだから、何も言うな。会いたかったぜ」
ひー「ごめんなさい」
精一杯気丈に振舞ったつもりだったけど、気分は最悪だった。男はプライドの生き物だなぁ。
ハピメ女子大生とごっこ
時は12月25日。仕事を終えて、そのまま家に帰る。
ひーちゃんには振られた。普段ならもう連絡なんて取らないけど、ここで連絡を取ったらどうなるんだろうという好奇心が生まれてきた。敗戦後にまだアプローチするなんて、男としては悔しくてたまらない。ぶん殴られた上に土下座させられるようなもんだ。
ケイ「メリークリスマスヽ(゚∀゚)ノ!」
ひー「メリークリスマス!!」
ケイ「昨日はどーだったんだよ!」
ひー「あんましカッコよくなかったー」
ケイ「男のハピメの写メはよく撮れてたんだなぁ。どこ行ったの?」
ひー「横浜のところウロウロしたー」
ケイ「ほー、じゃあオレとすれ違ったかもなー。まあ、今度一緒に出かけよー。ハンバーグたべに」
ひー「うん(´ω`)ハンバーグ」
ケイ「今日は空いてねーの?連日はめんどくせーか」
ひー「今日ですか。今日はのんびりしとく。」
やっぱりダメだ。
でも、この日を境に毎日電話するようになった。基本的には取り留めのない会話ばっかり、いつもテキトーな内容。
ラインもフランクな感じになってきて、お互いほとんど気を使わないようになった。
ケイ「ひー」
ひー「ははっ」
ケイ「ちこうよれ」
ひー「てへ」
ケイ「ういやつ(゜ロ゜)」
ひー「てへ(♡ >ω< ♡)」
こういう謎の戦国プレイが連日行われていた。
オレが戦国プレイを忘れてしまった日には・・・・・・
ひー「ういやつって言われてない。゚(。ノωヽ。)゚。」
ひー「ちこーよれもいわれてない。゚(。ノωヽ。)゚。」
こんな可愛げを見せるひーちゃんだった。
さらに・・・・・・
ひー「風邪だおー。喉いたい」
ケイ「あら、風邪ひいちゃったのか。喉いたいのはつらいな(´д`)」
ひー「頭ガンガーン」
ケイ「頭もいたいの?」
ひー「いたいよー」
ケイ「キツいねそれは(´・_・`)」
ひー「きつきつだおぉ」
ケイ「おうちでゆっくりしてなきゃ」
ひー「それは無理だぎゃ」
ケイ「学校いかなきゃなの?」
ひー「うん」
ケイ「つれー」
ひー「お医者さんごっこね」
なぬ・・・・・・
お医者さんごっこだと(゚∀゚;)
うーむ、ここからお医者さんごっこが始まった。
詳細は控えておく…。
ついにハピメ女子大生と会えるか…
実は毎日電話している最中、会う約束を取り付けていた。ひーちゃんは実家に帰省していて、深夜バスでこっちに帰ってくる日に迎えに行くというものだった。
朝7時の新宿、厳しい寒さだった。
ラインが来る。
ひー「そろそろつくおー」
ケイ「あいよー」
バスが到着する。
ひーちゃんが出てきた。
写真は見ていたので驚きはしなかったけど、顔は子供っぽい感じ。思ったよりも華奢な身体。
ひー「さむー!」
ケイ「はは、寒いな。コーヒーでも飲もうか!」
ひー「いいよー」←OKのいいよ
2人でスタバに入る。オレはブラックコーヒー、ひーちゃんはなんか甘いやつを注文。
ひー「ふよふよー」
ひー「ぐるぐるぐるぐる~♪」
ひー「おなかがポコポコだ~」
ひーちゃんは意味不明な言葉を連発する。オレはこの手のタイプは好きというか割りと得意だ。ただ、こういう子はテンションの浮き沈みが激しいのでちょっと気を付けた方がいい。
初対面なので当然緊張感がある。でもひーちゃんの屈託のない様子は緊張感はそれをやわらげてくれるものがあった。
この日は結局とくに何もなく終わる
スターバックスでしばらく過ごし、その後新宿をプラプラ、そのあと早めのランチをとる。
さすがに深夜バス帰り、ひーちゃんもお疲れの様子なのでとりあえずこの日はお別れすることにした。
ハピメ女子大生との終わりは突然
ひーちゃんにあったあと、数日間は普通にやり取りをしていた。しかし、ある日を境にひーちゃんから連絡が来なくなった。たまらずこちらからラインを入れる。
ケイ「元気か?」
ひー「元気じゃないです」
ケイ「どしたん」
ひー「どーもしない」
ケイ ☎通話に応答がありませんでした。
ひー「やだ」
ケイ「電話やだ?」
ひー「なんでしなきゃいけない」
ひー「話すことなんてない」
上の会話に至るまで、特に2人の間に問題があった訳じゃない。女の子は日によって機嫌が変わるけど、ひーちゃんは特にそれが激しい。
そして結局上記やり取りを最後にラインはブロックされた。
残念極まりない。
もしかすると、オレに会った時の印象が悪かったのかもしれないし、またハッピーメールでイケメンが現れたのかもしれないが、オレには真相を知る由もない。
毎日連絡を取っていた人を失ったオレは、自分の部屋の天井を仰ぎながら物思いにふけるのだった。
まだあるハッピーメールの体験記事。こちらの「ハッピーメール記事一覧」からどうぞ m(. .)m
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