ハッピーメールで出会った女の子は家出中でした。ハッピーメールで出会った2人の女子たちの続き。
ハッピーメールに投稿があった
「ひましてまーす」
具体的な投稿内容は忘れてしまったけど、ピュア掲示板に上記のような投稿があった。オレはその投稿に返信してやり取り開始、すぐにLINEを教えてもらった。
23歳の女の子なんだけど、なにやらワケありの様子…。名前は麻美（あさみ）ちゃん。
以下右がオレ、左が麻美ちゃん。
今度ゴハンいこか。
本当？
おう！横浜来る？
ノーマニーなのです。
横浜来れないくらい？
うん/_;
やば！どこら辺住んでるの？
秦野らへん。
遠いな！でもいくよ。
まじ？こんなんと？
もちろん！いくさ！えっと、どこに行けば？
鶴巻温泉！
え！？
鶴巻温泉しかいけない
鶴巻温泉限定かよw
鶴巻温泉というのはこじんまりとした温泉郷で、小田急線沿いにある小さな駅。麻美ちゃんはなぜ鶴巻温泉にしか行けないのか。
話を聞いてみると、こんな感じらしい↓
- 親とケンカして実家を飛び出す
- 鶴巻温泉にある友人宅に転がり込む
- キャッシュカードを実家に忘れた
- 所持金50円
- 友人からも放置
- ３日くらいメシ食ってない
- 仕方なくハッピーメールに投稿
なんだかいろいろヤベーなおい！ 3日メシ食ってないって(-o-;)
仕事はしているらしい。幸い友人宅から職場には歩いて行けるらしく、仕事に行くのは問題ないとのこと。職場にお菓子があるからそれでしのいでいるそうだ。
てか友人冷てーな。
ハピメの家出娘と鶴巻温泉で待ち合わせ
ハッピーメールでやり取りを始めた次の日、麻美ちゃんと会うことになった。
小田急線にトコトコと乗り鶴巻温泉に到着。
なにもない駅だぜ
ラインで連絡を取りつつ、麻美ちゃんは１５分後くらいに来てくれた。
ケイ「あ、麻美ちゃん？」
麻美「はーい。」
なかなか可愛らしい子だ。LINEで聞いてはいたけど、麻美ゆま(AV女優)に少し似ている。
ただこの子はゴハンをまともに食べていないせいかずいぶん痩せてるし、負のオーラが漂う。
ケイ「お腹すいてるでしょ。とりあえずコンビニで何か買って食べる？」
麻美「おせんべい。あ、でもゴハン行くなら大丈夫！」
ケイ「そっか。この辺なんも無さそうだから、海老名の居酒屋でも行くか。」
麻美「私今お酒飲めないかも…」
ケイ「ソフトドリンクでも飲んでれば～？」
麻美「うん(^-^)」
食べたいものを聞かれてとっさに "おせんべい" が出てくるあたりが悲痛だ。
電車に乗って海老名に到着。居酒屋「わん」に入る。すると麻美ちゃんから衝撃の一言が。
麻美「居酒屋って初めてだぁ～。」
ケイ「え！？ 23歳まで居酒屋来たことないって、どんな人生だよΣ＼(ﾟДﾟ;)」
別にルックスも悪くない、年頃の女の子が居酒屋にも来たことないなんて。普通じゃない気がする。
話を聞いてみると、やっぱりあんまりいい人生ではなかったそうだ。病気がちだとか、親が離婚したとか、母親の再婚相手にいたずらされた(!)とか…。つくづく人間ってのは不平等に生まれてくるもんだと思った。
久しぶりの食事、麻美ちゃんはゆっくり食べていた
ケイ「んで、金ないのに生活どーすんの？給料日まで耐えるしかないか。」
麻美「給料入っても銀行のカードないからおろせない(･_･；)」
ケイ「あそっか。」
麻美「イヤだけど実家帰るしかないなぁ(･_･；)」
家出娘とお別れ
麻美ちゃんとはだいたい2時間くらい一緒に飲んでしゃべった。楽しかったと言ってもらえたので、少しはお役に立てただろうか。
海老名駅でお別れだ。オレは麻美ちゃんに実家までの電車賃として1000円渡した。
麻美「ホントありがとね！ごちそうさまでした！」
ケイ「んじゃまた(-o-)/」
麻美ちゃんは小田急の改札を通ってホームへ消えていった。
次の日LINEで確認すると、無事家に着いたようだった。おつかれさまでした！
―その後―
麻美ちゃんからLINEで「入院する」と連絡が入った。なかなか連絡がとれなくなり詳しい病状も分からないけど、あまり具合はよくなさそうだ。麻美ちゃんに会ったのは2ヶ月も前なのに、今現在も入院しているとのこと。一日も早い回復を祈る。
まだあるハッピーメールの体験記事。こちらの「ハッピーメール記事一覧」からどうぞ m(. .)m
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