男4人で集まったはいいけど、深夜に放浪するハメになった話。
相席屋町田店いこうぜ
いやいや、あそこ行こうとしたんすよ。相席屋の町田店。男4人でね(オレ、魔王、頭脳、ピカチュウ)。
土曜の夜だし、時間も20:30ごろだったもんで、相当混んでるかなとは思っていた。でもまさかこんな状態だとはね。
男たちがわらわらと、店員さんを囲んでいる。
順番でご連絡するんで、お電話番号お願いします。
グループごとに携帯番号を控えていく店員さん。オレらは最後のターン。
はい、お客様は。
4人なんですけど、2、2で分けてもいいすか?
大丈夫ですよ!
相席屋は2人で入るのがベーシックのようなので分けてもらうことにした。ピカチュウの電話番号を残して相席屋を去る。
男たくさんいたな。あんな調子じゃ、入るのに相当時間かかるんじゃね?
でも「あと30分くらい、長くて1時間ぐらいみといてもらえれば」って店員さん言ってました!
へー、意外だな。
とりあえずどうします?どっかで時間潰します?
そうだなー。ハブでも行くか!
一同、ハブ町田店へ。
なんでこんな外人多いんすかね?
なんだろな。ハブに行きゃ仲間がいる、そんな感じなのかね。
ハブ店内には多くの外国人、男女のグループ、カップルがいた。女をジロジロ見ている男たち、女性客にナンパを仕掛ける男もいた。そんな様子を横目で見ながらビールを飲んでいた。
相席屋からの連絡をしばらく待ち続けているのだが
他愛のない話をしながらちびちび飲む男4人、頭の中は、相席屋からいつ電話がかかってくるのかでいっぱいだった。
しかし電話はかかってこない。
しばらく飲んでもかかってこない。
2時間経ってもかかってこない。
いや、しかし連絡来ませんね
どーなってんすかね。
いら立つピカチュウ、ちょっと電話してみると言って席を立った。相席屋町田店に電話をかける。
☎さーせん!!さっき予約したんすけど(# ゚Д゚)!
おいおい(・∀・;) ずいぶん高圧的にいくんだな。
ピカチュウはかなりの剣幕だった。そして電話をかけながら外へ行った…。
ピカチュウ結構怒ってましたね。
あぁ、なんかな。
あいつ、相席屋に着いてから店員と気まずくなるとか考えないんすかね。
たしかに・・・
3分ほどでピカチュウが帰ってきた。
なんか5組くらい待ってるって言ってました。
5組?それは、イケるのか?イケないのか?
いや、もう無理なんじゃない?
私もそんな気がします。
「5組待っている」というなんとも抽象的な返事が来たが、もうダメっぽい雰囲気が漂っていた。
なんだよー、オレ今日はお持ち帰りできると思ったのにぃ!
そんなに期待してたのか…
どっか行きますー?
しょうがねぇ、どっかこの辺ぶらぶらすっか!
かくなるうえは路上調達も…
収まりがつかないようですねぇ。
結局この日相席屋町田店から連絡が来ることは無かった。おそらく4人で行ったのが悪いのではないか、という結論に至った。
町田を放浪
ハブをあとにする男4人。何かいい店でもないかと、町田を徘徊する。
キャバクラ、ガールズバー、なにがいいすかね。
キャバクラは高いし、なんか負けた気がするからやだ。(←無駄なプライド)
ネタ的な店もアリですね。
それいいかも!
しばらく歩いていると、すごい名前の店を見つけた。
き・・・金●霊園・・・だと(゜ロ゜;)
よ・・・よし、ここ行ってみようじゃあないか(゜ロ゜;)
えぇ?オカマバーじゃないすか。
・・・・・・
オレの提案は却下された。オレはここでもよかったんだけどなぁぁぁ。
次!
ここなんてどうだ??2.5次元カフェ キュート!
ちょっと入り口のぞいてみます?
エレベータで上がり、店の入り口から店内をのぞいてみた。
すると、ここまで大人しかった頭脳君が過敏に反応。
これは!・・・わたくし、このお店と親和性高いと思われます。
しかし、
うーん、ここは違う。
コスプレのネーチャンがいるのかと思ったけどいないな。どちらかと言うとオタクバーなんだな。
ちょっとイメージと違った。(コスプレのお姉さんがいる日もあるみたいだけど、この日は見当たらなかった)
今度来よっと。
何かしなきゃとあせりつつも、お店がなかなか決まらないまま時間ばかりが過ぎていく。時間はもう23時を回っていた。
大和へ
あれだな、空気変えるために別の街にいくか~。
このあたりで妖しいところといえば本厚木か大和か…
大和だな。
大和というのは、街全体に場末感がただよう小ぶりな繁華街。
一同、大和に到着。すでに0時過ぎだ。ここでも徘徊する4人。もう歩きつかれたオレらはいいカモになっていたことだろう。
ガールズバーいかがですか~。
いきます!
早やっ!
「もうどこでもいいから入るか」なんて話していたオレらは即決した。
というわけで「Girls' Factory(ガールズファクトリー)」に到着!
店に入るとノーゲスだった。でも女の子はたくさん!4対4になった!
楽しゃす(゚∀゚)楽しゃす(゚∀゚)
君らいくつなの?
19です!
グフッ :::Σ(・0・;)
若けぇ。大学生やらフリーターやら、みんな若いのなんの。
しかもオレには店一番の美人がつくというおまけつき!あとで魔王とピカチュウに「ケイさんとこすげーキレイな子ついてたじゃないすか!」と怒られた。
ガールズファクトリーはなかなか良いところだった。しばらくするとお客さんが増えてきたので、オレらは店をでることにした。
深夜2時。
さて、どうしますか。いいスナックとかあるといいんすけどね。
言いたいことすごい分かる。最後は直感で・・・
この日最後の店「胡蝶」にたどり着いた。キャバクラのような、スナックのような店構え。キャバクラにしては1時間3500円と安い。
ドアを開ける。
イラシャイマセー!
これは(゜ロ゜)! チャイナガールだ!そしてこの軽い乱痴気感。おじさんたちが楽しそうにしているよ(゜ロ゜)!
あー、これっすわー。
いやー、ついに来たな桃源郷。
求めていた雰囲気そのものだった。
席に案内されると、女の子が1人ずつついてくれた。
うっ(゜ロ゜;) うつくしい(゜ロ゜;)
オレの隣にはとてもキレイな子がついてくれた。
でも他のみんなのところもいい感じだぜ!それぞれ隣の子と話し始める。
どこ出身なの?
福建省だよ!
ああ、ウーロン茶の!
別の席では
中国のどの辺なんですか?
福建省!
ウーロン茶っすね!
そして
中国は日本の25倍もの国土面積があり…
福建省!
福建省はウーロン茶の生産量が世界一で…
みんなウーロン茶の話をしているよ(゜ロ゜;)!
てかなんでみんな福建省出身なんだろ。この謎は分からない。
まじ楽しいんすけど。
最高だなこれ。
女の子との密着度も高い。しかもオレの隣の子は手を握ってくれたりした(^q^)
ここはホントいい店だった。
頭脳もラルクを歌いまくっていた。
ピカチュウもワンズを歌いまくっていた。
結局この店で朝4時の閉店まで飲み明かした。
ちゃっかりチャイナガールのラインも聞いておいた。魔王も女の子とラインを交換していた。
マタキテネー!
は~い
胡蝶をあとにする。
夜から朝へ。朝日がやけに気持ちよかった。
後日、魔王がチャイナガールとラインでやり取りしていると聞いた。
年収1億って言ってあります。結局アイツら金っすからね。
・・・・・・
m(. .)m
再びこの4人が集まったときの話はこちら⇒男4人、深夜に飲む