飲み会のあと、横浜で出会いを求めてナンパした話。
ナンパの前に、横浜で飲み会があった
横浜で飲み会をやることになった。前に合コンをやったメンバーで再び集まろうということになったのだ。
横浜の居酒屋に集まった男女7人。女性メンバーの1人(S子さん)がオレを見て少しおどろいたような表情をみせた。それもそのはず、このS子さん、実はオレが何回遊びに誘っても断ってきた人なのだ。そんな彼女が、オレがいるのを知らずにこの飲み会にひょっこり来てしまった。
S子さんは機嫌をそこねたのか知らんが、高飛車な態度で必要最低限のことしかしゃべらない。しかも飲み会開始から1時間たっても、一切オレと目を合わせないという徹底ぶり。これはヒドイ。
なんとかオレから無理やりS子さんに話しかけてみたけど、返ってきた反応は…
S子「面白くないんだけど。」
おい、マジかよ(・∀・;)
さらに同調心理とは恐いもので、飲み会が進むにつれ女性みんなが似たような感じになっていった。
飲み会に参加していた太郎さんもさんざんだったようだ。前回の合コンで連絡先を交換していなかった太郎さんとミキさん。
太郎「メアド教えてください(*´∀`)」
ミキ「え~、やだ。」
太郎「・・・・・・(;´∀`)」
え、いまさら断るか(・∀・;)?ほかのメンバーはみんなラインとか交換済みなのに。
男性陣の努力によりそれなりには盛り上がったけど、なんか微妙な空気のまま時間が過ぎ飲み会の終了時間となってしまった。
マスター「とりあえず二次会いきますか。」
女性たち「どうしよっか…。えーと、やっぱり明日仕事あるから…。」
男たち「・・・・・・」
・・・・・・・・・
なんていうか、協調性というか、なんちゅうか本中華、「共に楽しもう」という気概が感じられませんな。なんで女性陣は上から目線だったのだろう。
がっかりと肩を落とす男4人であった(マスター、太郎、ボビー、ケイ)。
気を取り直してHUBへナンパしに行こう
マスター「HUBでも行きますか!」
ケイ「そうすね!若いネーチャンいるだろうし。」
横浜駅周辺でナンパが出来る店はHUBぐらいしかない。
歩いてすぐのHUBに到着。
男4人で店に入る・・・・・・。しかしオレは店内をちょっと眺めて、入るのをやめた。
ケイ「あ、先入っててください、すぐ戻ってくるんで!」
マスター「ん?あいよ~。」
この日のHUBはそんなに人が多くなく、ナンパするのは難しいと判断。
ここはオレが何とかせねば!という思いで、ちょっと店の周辺をウロウロしてみた・・・。
ぐるぐると辺りを歩いてみると、なぜか「鍋を持っている金髪の女の子」を発見(´・ω・`;)
なんだか分からねえが、チャンスと見た!
ケイ「ちょ、ちょ!鍋!オレも一緒に鍋やります!」
鍋子「これはバイト先に返しに行くんですよw」
ケイ「じゃあ一緒に返しに行きます。」
鍋子「えぇー?」
ケイ「遠いの?」
鍋子「すぐそこです。」
ケイ「いま友達と飲んでるんですよ。」
鍋子「それで、お前ナンパ行って来いって言われたんですか?」
ケイ「いや、自主的に出てきた。」
鍋子「そうなんですか。とりあえずバイト先に鍋返して来ますね!」
ケイ「OK。待ってます。」
バイト先の居酒屋の裏口に着いて、鍋を返しに行く。
1分ほどで鍋子ちゃんが出てきた。
ケイ「じゃあ飲みに行きましょう!」
鍋子「えー、何人くらいいるんですか?」
ケイ「オレ入れて4人。気の良いオッサンたちがいるだけだよ。さっきまで合コンみたいなのやってたんだけど、うまく行かなかったからみんな落ち込んでんだよ(´・ω・`;)」
鍋子「そうなんですかw でも終電早いから…」
ケイ「タクシー代だすよ!飲みもおごるし。」
鍋子「ホントですかー。じゃあ行ってみようかな。」
ケイ「OK!」
というわけで改めてHUBに到着!
みんなの席へ鍋子ちゃんを連れて行く。
ボビー「まじすか!」
太郎「こんばんは!どうぞどうぞ!」
マスター「マジ連れてきたw」
鍋子「こんばんは~!」
さあ!みんなで鍋子ちゃんを囲もう(^^)/
全員で合コンの愚痴を鍋子ちゃんにぶつけるw
ケイ「まじ鍋子ちゃん来てくれてよかったわ~!さっきまで最悪だったからさヽ(`Д´#)ノ」
マスター「合コンやばかったでしょアレヽ(`Д´#)ノ」
太郎「お高くとまりやがってヽ(`Д´#)ノ」
ボビー「なんなんすかねアイツらヽ(`Д´#)ノ」
鍋子「www(´∀`;)」
合コンでテンションが下がりまくっていた反動もあり、オレたちは鍋子ちゃんが来てくれたことでテンションMAX!!!
鍋子ちゃんも楽しんでくれたようで、次に遊ぶ約束もしてくれた。
帰りは男たちで鍋子ちゃんのタクシー代を出して無事帰ってもらいました。
深夜の横浜駅でナンパする
鍋子ちゃんとはしゃぎすぎたオレら。見事に終電を逃す。
タクシーで帰ることは決定してしまったので、帰る前にちょっとナンパでもしちゃおうかということになった。
ナンパに出たのはオレと太郎さんだ(マスターとボビーは待機)。オレと太郎さんそれぞれ単独でナンパを開始する。
経験則からすると、深夜の横浜でナンパする場合1:30までが勝負だ。それ以降は極端に人が少なくなる。
ドンキの前で飲み会帰りの女の子4人組が歩いていた。
ケイ「みなさま!これからお帰りのことと思いますが、もうちょっとだけ飲みに行きませんか!」
女の子「え~、ヤダ~(*´∀`)」
う~む、撃沈(´Д`;) でもこんぐらいで落ち込んではいられない。次いくぜ!
ふと後ろを振り返ってみると、太郎さんがさっきの4人組みに話しかけていた(・∀・;)ナンデヤネン。やはり撃沈していた。
続いて、可愛らしい2人組みを発見!この2人は目的地が無さそうな雰囲気だ。
声を掛けてみる。
ケイ「お2人はこれから飲みに行くのかな?」
女の子「は~い。そうですよ。」
ケイ「よかったら奢るよ!」
女の子「え~どうしよ。」
ケイ「まあオレ1人じゃないんだけどね。気の良いオッサン4人組みなんだけど。」
女の子「んー、ちょっと作戦会議!」
女の子2人は少しオレから距離をおいて相談を始めた。
そして1分後。
女の子「とりあえず行ってみる。」
キタ━━━(゚∀゚)━━━!
この子たち2人としゃべりながら、駅で待っているメンバーのところへ歩いて行く…。すると問題が。
ケイ「君ら結構若いよね。」
女の子「うん。JK。」
ケイ「ああ、JKローリング。ハリーポッターの作者ね。」
女の子「えw?」
ん~女子高生を飲みに連れて行くのはまずい(・∀・;)
とても残念だけど、今日のところはお帰りいただこう。
・・・・・・・・・
そうこうしているうちに1:30になってしまった(´Д`;)あきらめてみんなで帰ることにした。
タクシーに乗るために男4人で歩いて行く…。
するとラウンドワンの前を歩いていたとき、猫耳付きのポンチョをかぶった女の子が1人で歩いていた。
ケイ「耳付いてるね。このポンチョどこで売ってんの?」
女の子「しまむらwww」
ケイ「まじかw いまからどこ行くの?」
女の子「歩いて新横浜まで帰る。」
ケイ「えΣ(゚∇゚|||)何時間かかるんだよ!」
女の子「わかんな~い。」
ケイ「てか、何があった?」
女の子「待ち合わせしてたんだけど、すっぽかされた~。」
ケイ「この時間に待ち合わせ…だと?」
女の子「うん。掲示板で待ち合わせしたんだけどね。」
ケイ「あー…そういう感じか。とりあえず一杯いこうぜ。」
女の子「うん。」
結局この子と遊ぶことになった~( ̄▽ ̄)ノ
というわけでこの日は実質3組もナンパに成功してしまった!皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょう。
※ナンパをするときはなるべく女性に迷惑にならないように心がけましょう。今は相席居酒屋やペアーズなど出会いのインフラが充実しているので、なるべくそちらを利用するようにしてください。
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