神奈川県の湘南にある逗子海岸でバーベキューやった。友人のカクテル氏が主宰してくれて、オレも呼んでいただいたのだ。
海でバーベキューなんて、リア充、パリピのやることじゃあないか。オレもそんなに日の光を浴びる日がくるとはねぇ。でもオレらはもういい年齢なんで、割とゆったりバーベキューを楽しむことになる。
ところで海でバーベキューをやるといっても、逗子海岸でセルフのバーベキューを行うことは禁止だ。そこで、逗子海岸ではバーベキューを提供してくれる海の家があるので、そちらを利用させていただいた。
逗子海岸への道のり
逗子海岸でのバーベキューは現地集合だったので、各々現地へ向かう。オレも1人てくてく向かう。
逗子海岸へはJR逗子駅、または京急新逗子駅が使える。どちらの駅を使っても逗子海岸への距離はそんなに変わらないんで、今回はなんとなく京急新逗子駅から行くことにした。
京急新逗子駅に着いた後、「こっちが逗子海岸方面の道のはずだ」と信じて歩いたのだが、たどり着いた先がJR逗子駅であったことには自分でも情けなくなった。
まあいい。JR逗子に着いたころから人の流れが見えてきて、ああこっちへ行けば海なんだなと分かった。
逗子海岸の海の家でバーベキューだっ
冒頭でも書いた通り、逗子海岸ではバーベキューを提供してくれる海の家がある。今回利用させていただいたのは海の家「オアシスラティーノ」さんだ。
出典: zushi-beach.jp
海の家でみんなと合流。
ども~。
よっ。
バーベキューコンロや食材はすべて海の家で用意してくれるので、手ぶらでいけるのが嬉しい。ドリンクも海の家で買うことができる。
バーベキュー参加者が集まるのをしばらく待ったあと、肉焼き開始だ!
この光景には20数人いた参加者たちもご満悦。ビールもうまいぜ!
お、鶏肉あるやんけ。焼けたかな?焼けたかな?
鶏肉が焼かれていて、表面はいい感じに焼き色がついている。よし、友人のピカチュウにあげよう。
ほい、食べな。
あざっす!
鶏肉をほおばるピカチュウ。
生っす!
やはりまだ焼けていなかったようだ。
よし、別の鶏肉をあげよう。
じゃあこっち食べな。
あざっす!
鶏肉をほおばるピカチュウ。
だから生っす!
うむ、こりゃもう少し焼いた方がよさそうだ。
こうして楽しくバーベキューは進んでいった。
バーベキューのグレードは海の家オアシスラティーノさんに相談できるらしく、なかなかいい肉を出してもらったようだ。牛肉うまかったぜ!
逗子海岸のパリピ
海ってのはなかなか、やんちゃな人たちが集まるもんだ。
バーベキューをやっていたオレらのすぐそば、テーブル席では若い兄ちゃん姉ちゃんたちが盛り上がっていた。
かなり酒が入ってるっぽくて、ウェーイだとかキャーだとか、結構な騒ぎになっている。一人の男がかなり酔ってて、お姉ちゃんの体を触ったりし始めていた。
あーあー、もう何やってんだか。
パリピうるさいなぁ。
やれやれ、若い人は飲み方を知らないから。
酔ってた男の行動は次第にエスカレートしていき、ついにはお姉ちゃんの水着を引っ張ってずり下ろしそうになった。
あーあー、もう何やってんだか(ラッキー)。
パリピうるさいなぁ(もうちょいくれ)。
やれやれ、若い人は飲み方を知らないから(もっと飲みな)。
こんな騒ぎもあったのだが、パリピたちも次第におとなしくなっていった。
てかこの男相当酔っていたららしく、実は30分後ぐらいにマジでぶっ倒れてしまった。ご苦労なことだ。
逗子海岸でナンパする?
カクテルが冗談半分にこんなことを言い出した。
女の子もうちょっとほしくね?
うーむ、バーベキュー参加者にすでに女の子いるし、オレは女の子はもういらないかと思っていた。
ただ、一応逗子海岸の女子の様子でも見てみようかということで、オレとピカチュウでビーチを歩いてみることにした。
女の子結構多いっすね。
そうだな、女の子だけで来てるのも多い。
あの子可愛っすね!
おお、可愛い!
あっちの海に入ってる子もいい!一緒に遊んじゃいますか!
ビーチボールで遊んじゃうか!
いやー、海最高っすね!
逗子海岸なかなかいい!
・・・・・・
・・・・・・
【悲報】オレら、意外とチキンでナンパできない。
結局オレとピカチュウが語らいながら海岸を練り歩くだけという、謎タイムをエンジョイするに終わった。
いや実はオレもピカチュウも、友人たちと来ているバーべーキューでナンパをするつもりは最初からなかったんだけどね。
バーベキュー終了からのサルサ
バーベキューは滞りなく進行して、みんなでダラダラと気分よく飲みながら過ごした。
後半は山手線ゲームを3時間ぐらいぶっ続けるという耐久レースになったのだが、これが意外と面白かった。
そしてバーベキュー終了後、海の家オアシスラティーノを利用した人には緑色のリストバンドが配られる。このリストバンドを付けると、逗子海岸のすぐ近くにあるダンススペースを利用できるのだ!
中に入ってみると、男女ペアになってサルサ的な何かを踊り狂っている人たちがいた!
うーむ、オレはこういうのはまったくついていけねぇ…。てか踊り慣れた人たちばっかに見えるなぁ。
みんな結構、1年くらい通ってやるみたいよ。
お!キレッキレのおっさんおるやんけ!
早えぇ!あんなのに勝てるはずがねぇ!
みんな楽しそうに男女で踊っている…。ああ、あんな尻を半分出したようなホットパンツのお姉ちゃんと踊ることができたら、どんなに楽しいことだろうか…。
結局オレは踊るみんなを眺めることしかできなかった…。
しかしそんな中、オレに声がかかる・・・・・・
「一緒に踊りましょう」
え・・・・・・!?
一緒に踊りましょう。
おっさんじゃねーか!!!
というわけでカクテル氏と一踊りしたあと、我々は帰路につくのであった。
バーベキューのあと、そうめん問題
サルサ会をあとにし、みんな散り散りになった。電車で横浜まで帰ってきたメンツが5人いたのだけれど、もう一杯行こうかという話になった。
その中に若い女の子がいたのだが、こんなことを言い出した。
そうめん食べたい。
こいつぁ何をぬかしてやがるのか。そうめんが食べたいときたもんだ。
ちょっと語らせていただくが、オレはこの「外食でそうめんが無い問題」についてここ4、5年啓蒙してきている。そば屋ならたまにあるだろうか、それともファミレスの季節メニューにあるだろうか?しかし、夏の風物詩そして日本の国民食であるそうめんが、いざ外で食べたいと思っても滅多にお目にかかれないのだ。
え?家で飽きるほど食べるから、わざわざ外でそうめんなんか食べたくないって?若いっ、若いよそこの君っ!一人暮らしの男がね、暑い夏の日にふと、あの細くて流麗なラインをちゅるりといきたくなるもんなのさ。
さすがにそうめんは無いだろうなぁ。
まあ和食というか、居酒屋で手を打ちましょう。
というわけで、手近にあった「横浜商店」というお店に入る。
いただきま~す。
そうめんあんのかよっ!!!
これには本当おどろいた。そうめんがあったのである。さあみんな、そうめんが食べたくなったら横浜商店にGOだ!
逗子海岸バーベキューのすすめ
バーベキューコンロから食材からすべて用意してくれる。値段も2500円~で、値段と内容を海の家に相談することもできる。
また屋根がついているので、最悪雨が降ってもバーベキューを決行することは可能だ。
正直行く前は、なんか海でバーベキューって大変そうだな、なんて考えていた。でも実際行ってみると、実に快適、楽ちんだった。みなさんも海の家でバーベキュー、やってみてはいかがだろう。
では最後に、この日撮れた逗子海岸の写真を3枚どうぞ。ガチでこの日に撮ったものです。
それではまた m(. .)m