先週の土曜日に神奈川県は藤沢に遠征してみた(^^)/全6話。
藤沢に到着
藤沢は東海道線で横浜から一本で行ける。ほかに小田急や江ノ電なんかもあって、この地域では一番栄えている駅。
着いたのは15:30くらい。藤沢にまともに降り立つのははじめてなんで、とりあえず北口へ出てみる。
駅前ビックカメラなんかもあるし人が多い。んー、でもなんか、この駅のメインストリートみたいのは見当たらない。人もまばらに散っていく。
しばらく散策したあと、今度は南口へ。
南口は「ファミリー通り」なるものがあって、そこがメインっぽい。
藤沢は全体的に道が細いと言うか、分岐が多い。駅を中心にまるでクモの巣のように道が広がっていく。駅前こそ人が多いけど、少し歩けばまばらになる。ナンパしやすいというか、声をかけやすい街だと思った。
歩ける範囲もかなり広い、どこら辺が良いナンパスポットかなーなんて思いながら歩いていた。いや、なんか1時間くらい歩いてしまった。
そして気がついたのが・・・
女の子がいねえ(´Д`;)
いやマジで。おじさんおばさん、中学生以下の子供、そういう方たちがほとんどで、声をかける対象年齢がぜんっぜんいない!100人に1人くらいだ。しかも年齢的にオッケーでも、見た目がイマイチ・・・
どうしよ、かなり困ってきた(・∀・;)
てかダメだな。声をかけやすい街でも、女の子がいないんじゃどうしようもない。
藤沢おつかれっす。もうあきらめるっす。
落胆したオレはゲーセンに入った。UFOキャッチャーでもやろう…。実は以前UFOキャッチャーにハマッていた時期があって、ワンピースグッズが結構家にあったりする。
数台のUFOキャッチャーの中から、ソーラーパワーの携帯充電器を見つけた。んー、オレの携帯はすぐ充電がなくなるから、これは助かる。やってみよ!
100円・・・・・・ちょっと動いた。
200円・・・・・・また動いた。少しずつズラしていくだけで取れそうだ。
300円・・・・・・順調。アームのパワーが結構ある。
400円・・・・・・大きく動いた!もうちょっと。
500円・・・・・・ゴトン! 落ちたヽ(゚∀゚)ノ
よっしゃ!いい感じだ。次はどれにしよう…正直欲しいものはそんなにない。
んー、ふなっしーのブランケットがある。いま流行ってるし、これにしよう。
100円・・・・・・お、ズレた。
200円・・・・・・おー、きわどいとこまできた。
300円・・・・・・バサッ! おちたヽ(゚∀゚)ノ
ふなっしーゲットした!割りと簡単だったな。まあこのぐらいでやめておこう。
あーあ、17時かぁ。外はもう暗くなってきたな。帰るか。
外へ出て、駅のほうへ向かう。
・・・・・・ん?
いやまて。
女の子が増えてる!
暗くなってきたと思ったら急に若い女の子が増えた。居酒屋の呼び込みが一斉に街に出てきたけど、それと同じくらいのタイミングだった。
よし、ちょっと声かけてみるかヽ(゚∀゚)ノ
ふなっしー
とりあえず駅からちょっと離れた外周を歩いてみよう。
携帯ショップのわきに制服の女子高生が突っ立っている。金髪に近い髪の色、結構悪そうなギャルだ。普段なら絶対話しかけないタイプの子だし、制服を来ているので連れ出したりはしないけど、とりあえず景気づけに話しかけてみるか!
ケイ「おっす。待ち合わせ?」
女子高生「はぁい(゚o゚)」
女子高生は少しの驚きとともに、笑顔を見せた。結構余裕と言うか、アハハと高笑いするような笑顔。ナンパではあまり観ない表情だ。
化粧が濃くて素顔が分からないけど、この子は結構美人。悪い人っぽい顔をしているけど、化粧状態でレベル4くらいか。
ケイ「彼氏待ってんの?」
女子高生「いま友達がケータイ充電しててー。」
友達が目の前の携帯ショップでケータイを充電しているらしい。
ケイ「ケータイ充電してんの?オレさっきUFOキャッチャーで充電器とったぜ!」
女子高生「えマジで!?」
オレはUFOキャッチャーで取った充電器を見せた。
女子高生「あホントだー!アハハ!」
そこへ携帯ショップから出てきた友達が戻ってくる。
女子高生2「あれ、どしたの?」←この子も割りとイケる。
女子高生1「なんか話しかかられた!」
女子高生2「まじで~?」
女子高生1「ゲーセンでケータイの充電器取ったんだってー!」
女子高生2「すげ~!」
という感じで3人で会話を始める。
ケイ「ふなっしーもあるよ。」
女子高生1「ふなっしーwwウケる!アハハ!」
女子高生2「マジでwww」
さすがふなっしー、旬である。
女子高生1「でもアタシ、くまモンのほうが好きだし~!」
残念!ふなっしー。でも十分ネタになった。
この女子高生たちとは10分くらいしゃべった。タバコ吸い始めたり、内輪の話が増えてきてばつが悪くなってきたので、結局何も聞けずにバイバイした。
こんどは駅に向かってゆーっくり歩いている女の子に話しかける。可愛いしマジメそう。20歳くらいか。
ケイ「こんばんは。」
女の子「はーい。」←愛想は悪くない
ケイ「今からどこへ行くんですか?」
女の子「もう家帰るんで…。」←事実上のお断り
ケイ「そうなんだ。おれさっきゲーセンでふなっしー取ったんですよ!」
女の子「ふなっしーですか?あはwすごいですねw」
30秒ほど話したけど、やはり帰ってしまうという。でも、ふなっしーで和むことができた!こいつぁいい。今日はふなっしーを釣りえさにしよう。
次に声をかけたのは30分後くらいだったろうか。キュロットパンツをはいた女の子。足がとてもキレイ。顔はちらりとしか見えなくて、あまり可愛いとは思わなかったけど、後ろから声をかけてみた。
ケイ「すいません。」
女の子「はい(゜ロ゜)!!!」←いまだかつて無い元気のよさ!
ケイ「どこ行くんですか?」
女の子「今から帰ります(゜ロ゜)!!」
ケイ「バイトの帰りかな?」
女の子「そーなんです(゜ロ゜)!!!」
なんだかよく分からないが、この子はスゲー元気がいい。しかも立ち止まってくれたのでちゃんと話すことができた。名前はゆうちゃん。始めは可愛いと思わなかったけど、目が大きくて可愛い。
というか、すんごい目を見開いている。ずーっとびっくりしているような感じ。もはや普通の顔が分からない。
普段は家と大学の往復。休日もバイトとサークルで忙しいらしい。
ちょっと話して、いい感じだった。
ケイ「ゴハンいかない?」
ゆう「あー、もう帰るんで。」
うーん(-o-) たぶんオレはこのへんの誘い方が下手なんだと思う。どうにかしないとな。
ケイ「じゃあ、お家まで送るよ!」
ゆう「わたしTSUTAYAにビデオ返しに行くんです(゜ロ゜)」
ケイ「よし、じゃあ行こうぜ~。」
ということで一緒にTSUTAYAに行った。結構楽しく話していたけど、TSUTAYAでは一瞬でビデオを返し終わり、外にでた。
ケイ「途中まで送るよ。」
ゆう「すぐそこなんで大丈夫です(゜ロ゜)」
ケイ「そかあ。じゃあラインだけ教えてくれる?」
ゆう「はい(゜ロ゜)!!!」
ラインを教えてもらってバイバイした。
さて、今この記事を書いているのは、ゆうちゃんに会ってから1週間以上経っているわけだけど、ゆうちゃんにラインを送ってもまったく返事は来ない。ゆうちゃんに会った当日は、もう確実に連絡が来るとおもっていたんだけど、いまこうやって書いていると、ゆうちゃんから連絡が来なくても当然な気がする(´Д`;)ゴハンとか、歩いて送るとか、いろいろ断られてたわけだし(´Д`;)
次いこう
ちょっと可愛げな女の子とすれ違った。割りと早足でスタスタと歩いている。ファッションは普通にガーリーな感じ。
その子は歩く方向が切り替わったりして、若干迷っている風に見えたので声をかけてみた。
ケイ「どこ行くんですか?」
女の子「・・・・・・」
女の子はこちらに気付いたようだったけど、そのまま歩いていってしまった。
と思いきや一瞬こちらを見て、少しだけ微笑んでくれた。
女の子「文房具屋探してるんです。」
ケイ「文房具屋?うーん、オレこの辺じゃないからな。でも駅ビルらへんにあるんじゃない?」
女の子「じゃあそっち行きます。」←ちょっと冷たい感じ
ケイ「何買うの?」
女の子「方眼紙です。」
ケイ「ああ、建築家だからね。」
女の子「ちがいますよw」
少しだけ笑ってくれた。このあたりで気付いたんだけど、この子はすげーカワイイ。派手な顔ではないけれど、可愛くまとまっている。涙袋もいい感じだ。小ぶりなお天気お姉さんのよう。レベル4。
しかし女の子の態度はまだ冷たい。よし、一気に距離を縮めるためにアレを使うか( ̄▽ ̄)
ケイ「ふなっしー好き?」
女の子「ふなっしー?いやー、そんなに。」
ケイ「さっきゲーセンでコレ取ったんだ~!」←ふなっしーを見せる
女の子「えー!ふなっしーだ!チョーうけるwwwww」
爆笑してくれたヽ(゚∀゚)ノ
ケイ「いいでしょ。いま大学生?」
女の子「そうですよー(^-^)大学がこの辺なんです!」
ケイ「名前なんてーの?」
女の子「ゆいです!」
ここからは一気に和やかムードになり、普通に笑ってくれるようになった!ゆいちゃんは可愛いし、雰囲気もよくなった。よし、今日はこの子とずっと一緒にいよう!
ふなっしーだってあげちゃうよ~!
ケイ「ふなっしー欲しい人がいたらあげようかと思ってるんだけど、あんまり好きじゃないんだよね?」
ゆい「あー!でもくれるなら欲しい!」
ケイ「いいよ~。」
ゆい「わー!ありがとう!うける~ww」
ケイ「そういや文房具屋どこにあるかな。」
ゆい「オーパ行ってみますか?」
ケイ「おーぱ?分からないけど行ってみよう!」
というわけでオーパという駅前のショッピングセンターに行くことになった。
ケイ「ないなぁ。」
ゆい「そうですねぇ。」
オーパの中を探してみたけど、文房具屋らしきものは見つからなかった。
ゆい「まいっか、今日じゃなくても。そろそろ美容院行かなきゃだし。」
ケイ「そーなん?何時から?」
ゆい「7時半から。」
ケイ「じゃあ、終わるまで待ってるよ!」
ゆい「いやー、彼氏もいるしー(^^)」
ガーン(゚∇゚|||)
いやいや、ガーンじゃねえよ。こんな可愛い大学生、彼氏いるに決まってる(´Д`;) なんでもっと早く確認しなかったんだ。
ケイ「そうだよね(・∀・;) えっと、ラインを…。」
ゆい「それはちょっとごめんなさ~い。」
ぐぬぬ~~~。 オワタ(-o-)/
ゆい「ふなっしーありがとうございました!」
あああああああああああ!!!!!ふなっっっっっしぃぃぃぃぃ!!!
そうだった。ふなっしーをあげたんだ。これじゃ取られ損じゃないか(T_T)
いや、言うまい。喜んでくれたし、よしとするか。
しかしながら、オレはもうふなっしー無しでは生きていけない身体になっていた。ふなっしー亡き今、もはや本日のナンパは終了だ。せっかくいい感じになってきたのに。
家に帰るかな・・・・・・。
いやまて
またふなっしー取ればいいんだ(゚∀゚)
ゲーセンに戻った。ふなっしーのブランケットは2本のバーに置かれている。さっきとおいてある位置が若干違うのが気になるけど、また同じ戦法でいけばいい。
100円・・・・・・うむ、さっきとズレかたが違うな。
200円・・・・・・斜めになってきた。
300円・・・・・・どんどん斜めに。
400円・・・・・・2本のバーに対して、ひし形のような配置になった。
500円・・・・・・んー、あんまり動かない。
600円・・・・・・動かん(-o-;)
700円・・・・・・動かん(-o-;)
800円・・・・・・動かん(-o-;)
900円・・・・・・動かん(-o-;)
1000円・・・・・・えーどうしよ(´Д`;)さっきはすぐ取れたのに!
ここは仕切り直して、最初の位置から再スタートしよう!店員さんを呼んでふなっしーの位置を戻してもらう。
ケイ「すいません。最初の位置に戻してもらえますか?」
店員「はい、わかりました。」
もとに戻るふなっしー。
店員「こう、横にズラして、それをまたまっすぐに戻して。って感じで繰り返すといいですよ!」
ケイ「あー、分かりました!!!」←あんまり分かってない。
1100円・・・・・・うむ、さっきとズレかたが違うな。
1200円・・・・・・斜めになってきた。
1300円・・・・・・どんどん斜めに。
1400円・・・・・・2本のバーに対して、ひし形のような配置になった。
1500円・・・・・・んー、あんまり動かない。
おい!さっきと同じじゃねえかヽ(・∀・;)ノ
しかもさっきの店員さんが見てる(・∀・;)なんかスゲー汗かいてきた(・∀・;;;)
1600円・・・・・・やっぱダメだ(・∀・;;;)
見かねた店員さんが近寄ってくる。
店員「もうちょっとなんですけどね~。」
店員さんがふなっしーをズラしてくれた!しかも、バーに2ミリくらいだけ引っかかっている状態にしてくれた。
オレは情けなさで汗だくになってしまった(・∀・;;;;;)
1700円・・・・・・いけるか!もうちょい!
1800円・・・・・・あれ、引っかかる。
1900円・・・・・・あー、また引っかかる。
店員「あれー、おかしいな(^-^;)」
ケイ「もうちょっとなんですけどね。」
店員「奥のほうを持ち上げて、右にズラして、こういう、こういう感じで(^-^;)」←必死のジェスチャー
ケイ「お、オッケーす(・∀・;)」
2000円・・・・・・ケイ&店員「あー!!!おしい!」
2100円・・・・・・バサッ! 取れたーーーーー!!!
ようやく取れた!正確な金額は忘れてしまったけど、2000円以上は使ったはず。いや~、こんなに使ってしまうとは。
とりあえず店員さんに感謝だ。
ケイ「ありがとうございました!」
店員「いえいえ、よかったです(^-^)」
この店員さん、女の子だ。あらためて見てみると、アリな気がしてきた。
ケイ「この仕事長いんですか?」
店員「えーと、3ヶ月くらいですね。」
ケイ「そうなんだ。UFOキャッチャー上手そうですね。」
店員「マニュアルがあるんですよ(^_-)」
このときゲーセンは結構空いていて、この店員さんと話すことができた。
15分後・・・・・・
店員「今はどこの家庭も共働きですからねー。」
ケイ「そうだな~。」
どこまで話進んでんだよΣ(゚∇゚|||)
ケイ「そろそろ帰ろうかな。」
店員「はい!」
ケイ「紙とペンある?」
店員「ありますよ~。」
ラインのIDを渡しておいた。
ケイ「終わったらライン入れてね!」
店員「分かりました!」
名前はあきえ。細身の22歳だ。
藤沢でラインをゲットできたのはもう1人いて、合計3人のラインをゲットできた。いずれも藤沢の地元の子たち。当然活動拠点も藤沢付近。そうするとナンパされるということにあまり慣れてはいないんじゃないだろうか。この日は無視されることが1回もなかったし。
渋谷や新宿には人が集まる。「数打ちゃ当たる」って人にはいいけど、オレにはそんな度胸も無い。今回訪れたようなベッドタウンで、地域密着型ナンパをするのが自分には向いてるかなと思った。
以上、藤沢のナンパ遠征でした。
※ナンパをするときはなるべく女性に迷惑にならないように心がけましょう。今は相席居酒屋やペアーズなど出会いのインフラが充実しているので、なるべくそちらを利用するようにしてください。
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