HUB(ハブ)でナンパっていうのはよく聞くし、実際にバーナンパ目的で行ったことがある人も多いだろう。かくいうオレもハブにはたまに行くんだけど、女好きの外国人と外国人好きの日本女性がガヤガヤと話しているのをながめるだけで、特に何をするでもなかった。
ハブに入ると普通に席に案内されて、ただそこで飲んで終わり。正直言うと「ハブでナンパってどうやるんだろう?」と思っていたけど、そんな思いを抱いている男性諸君は意外と多いのではないだろうか。
そこで今回は単純にナンパする以外のテクニックを、バーナンパ師であるピカチュウに教えてもらうことにした。場所は「HUB横浜西口店」にて。
ハブなんて、突っ立ってりゃ女のほうから声かけてきますよ。
(何言ってんだコイツ…)
まあケイさんみたいな人のために、男のほうから声をかける方法もあるんで。
お、おう。
ピカチュウは日本人とアメリカ人のハーフ、身長186センチのイケメンで一部上場企業勤務という超高スペック。なんと女性から声をかけてくるのを待つというナンパ方法を使うとのことだが、そんなもん普通の人間にできるかゴルァ!
声をかけられるのを待つって言っても、それはそれでテクニックがあるんですよ?
へー、そうなのか。
あとでお話ししましょう。それより、ハブナンパはまずお店選びからです。
たしかに。それが重要なのはオレにもわかる。
HUB(ハブ)ナンパに適した店舗を選ぶ
以下の2点ぐらいをおさえておいてください。
①ある程度混んでいる(スタンディング客がいるぐらい)
②席と席が近い
①空いている店舗でみんな席に収まっていると、ただ「英国風パブ」で飲むだけになってしまう。混んでいたほうがいろいろと動きやすい。
②手の届く範囲で女性客が飲んでいたら声もかけやすい。
横浜のHUB2店舗や町田、新宿、渋谷などの都内の店舗なんかもいいらしい。
※ハブは混んでいる店舗だとスタンディングバー状態になるので、その場合はナンパテクニックもくそもなく、ただ声を掛ければいいということになる。
ハブでも人が少ない店舗は避けたほうがいい。ピカチュウのテクニックはハブであればどの店舗でも使えるが、人が少ない店舗だとナンパは迷惑になる可能性が高い。ハブでは自分たちだけで飲みたいというお客さんも当然多いため、そのへんはよく見極めよう。
HUBナンパテクニック「席に座る」
まず席を確保してください。
え?スタンディングで声かけるんじゃないのか?
女の子ずっと立ってたら疲れちゃいますよ。ハブはスタンディングバーとは違って、テーブルがメインのバーです。女の子の心理としては「最終的にはどっか座りたい」ってのがあるんです。
あー、そっか。
こっちが座っていれば「席あるんで一緒に飲みませんか」という風に誘えます。
こっちは席を確保しておいて、スタンディングの女性に声をかける。これなら女性にもメリットがあるし紳士的。それに席に座っていると、となりの席に女性客が座ることも多いのでそっちの可能性も広がる。席を確保しているほうがアドバンテージになるというわけだ。
HUBナンパテクニック「ドリンクオーダーに並ぶ」
ハブでの声かけはどうやったらいいのだろう。普通に考えれば、女性が座っているテーブルに声をかけるか、スタンディングの女性に声をかけるかだ。
ハブならではの声かけ方法があるんですよ。
教えてケロ
ドリンクに並んでいる女の子の後ろに並ぶんです。
なるほど。女の子がドリンクをオーダーしにバーカウンターに並んだのを見計らって、その後ろに並ぶ。そこで「なに飲むんですか?よかったら一緒に飲みませんか?」などと声をかけるのだ。このナンパ方法はいろいろとメリットがある。
- 普通にナンパするより自然な印象を与える(偶然ドリンクオーダーするタイミングが重なっただけという演出)
- お目当ての女性を狙える
- 入店直後の女性を狙える
これはたしかにいい方法だ。それにこれはハブであればどの店舗でも使える。ピカチュウは、何回も並ぶチャンスを増やすためにドリンクはあえて小さめのものを注文するそうだ。
HUBナンパテクニック「ハブメンバーズカード」
あの、コレ見てください。
メンバーズカード?
コレ使うとドリンク少し安くなりますよ。よかったら使ってください。
え、使っていいの?
どうぞ!
てかこのやり取りがナンパそのものなんですけどね。
なにっ!
上記太字のやり取りで、女性はほぼ必ずメンバーズカードを使ってくれるそうだ。そりゃあ今からオーダーするものが「安くなる」と言われれば大抵の人は受け入れるだろう。ドリンクが無くなってしまった女性のテーブルに声をかけてもいいし、また、先述の「ドリンクオーダーに並ぶ」と組み合わせると強力な誘導になる。「おごりますよ」と言うよりあざとくないのも特筆すべき点だ。500円で作れるこのカード、是非作ってみては。
HUBナンパテクニック「トイレに並ぶ」
なんやねん、トイレに並ぶって。
じゃあ、ちょっとトイレ行ってきてください。
ハブ横浜西口店のトイレは男子用と女子用ひとつずつしかなく、そこにお客さんが並んでいた。実際並んでみるとすぐとなりに女性がいて、妙に近い距離感だと思った。
女の子がすぐとなりでトイレ待ってた。
距離が近かったでしょ?あそこで男女が何するでもなく突っ立ってるんです。
たしかに、なんか気まずい雰囲気に感じた。
あそこでオレは女の子から声をかけられるんですよ。
トイレに並んでいると、しゃべり始めてもおかしくないくらいの間合いで男女が突っ立っている。ピカチュウの場合は声をかけられるかもしれないが、もちろん男性から声をかけてみてもいい。タイミングが難しいかもしれないが、特に女性が1人だけ並んでいるときが狙い目とのことだ。
ただしトイレの配置はハブの店舗によるので、このナンパ方法は限定的と考えた方がいいだろう。
お1人様でもOK
オレはハブに1人で来ますよ。
1人でナンパすんのか。どうやって!
カウンター席に座って、となりに女性客が来るのを待ちます。
来たら声かけんの?
女性1人になるのを待つ。片方がトイレやドリンク行った隙に話しかける。
1対1ってのが重要なんだな。
それに今まで紹介したテクニック、1人でも出来るやつばかりですよ?
なにっ!?・・・ホントだ!
男1人でも、もちろん2人のときでも使えます。
相手が女性2名であっても、1人の心をつかんでしまえば残りの1人はついてくる。男1人で行くのもありなんだなぁと思った。
そしてナンパ実践へ
ほかにもまだ細かいテクニックがいくつかあるらしい。たとえば↓
①何回か目が合った人に声をかける
②どさくさ紛れにハイタッチ(サッカー試合時)
③スタンディングの女性に椅子を貸す
など。なんだか微妙だが、要は臨機応変な対応をしろということだ。②③はこのあとホントに実行することになる。
声かけのセリフについてはストレートに「何飲んでるんですか」「今日はお2人ですか」などでも構わない。それよりも態度が重要という点ではオレもピカチュウも同意した。自信が無いという人は、会話にならざるを得ない相談系の声かけをするのもいいだろう。たとえば「彼女からラインをブロックされちゃったんですけど、どうしたらいいですか?」など、自分の状況に合わせて先に考えておくといい。
さて、じゃあそろそろ始めますか。
次ページへ続く。
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