今回紹介するのは赤坂にある「The PRIVATE LOUNGE(ザ・プライベートラウンジ)」というカップル専用のお店だ。
運営会社は相席屋でおなじみのセクションエイト。今回はプライベートラウンジのレセプションパーティーに呼んでいただいたので、そのときの様子を簡単にお伝えする。お声掛けいただいた株式会社セクションエイト様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
なお、レセプションパーティーと言っても基本的にオレ(ケイ)とアサヒで飲んだだけなので、特に女性と出会ったとかの記事ではないです。
The PRIVATE LOUNGE (ザ・プライベートラウンジ) の特徴・料金システム
特徴
冒頭で「カップル専用」と書いたが、プライベートラウンジは以下の特徴がある。
- 全室個室(カウンター席は除く)
- 完全予約制
- 秘密のエントランス(入店方法は予約時に知らされる)
- 出会いの場ではなく「出会いを実らせる場」
カップル専用というのは、主に付き合う前の男女がターゲットらしい。
料金システム
席のグレードによって席料が違う。飲食代は別となる。
■ROOM TYPE
カウンター席 | 無料 |
ソファ席 | ¥3,000 |
半個室 | ¥5,000 |
完全個室ベッド | ¥10,000 |
■ドリンク例
- ビール類 ¥864~
- ウィスキー類 ¥1,000~
- カクテル類 ¥1,000~
なかなかいいお値段。赤坂のバーと考えればまあこれぐらいかもしれない。
プライベートラウンジのアクセス
赤坂駅からでも赤坂見附駅からでも徒歩3分。オレらは赤坂見附から行った。
■住所:東京都港区赤坂3-16-5 ワールドフラッグ赤坂 2F
赤坂駅 徒歩3分 / 赤坂見附駅 徒歩3分 / 赤坂見附駅から235m
■営業時間:月曜日〜土曜日 : 18:00〜26:00
プライベートラウンジの内観
お分かりいただけただろうか。予約時に指定された番号に手をかざすと扉が開くのだ!
え?それだけかよって?
はい、それだけです。
まあでもこういうギミックがあるだけでも楽しいじゃないか。では店内へ。
以上がプライベートラウンジの内観だ。
内装はおしゃれで妖しげで雰囲気もいい。個室はカーテンを閉めるとかなり個室感が高かった。ただ個人的には、ちょっとパブリックスタンドの雰囲気が残っちゃってる(特にカウンター)とも思った。まあそれは構わないし、パブスタを知らない人なら全く気にならないだろう。
プライベートラウンジの代表に話を聞く
弊社は相席屋を運営しておりまして、男女の出会いの場を提供してまいりました。その中で「お付き合いできました」「結婚できました」といった良縁報告もいただいております。
はい。
私共、男女が結ばれる確率をさらに高めていきたいということで、男性は口説きやすくて、女性は連れてきてもらったら嬉しくて、という場所を提供するためにこの度ザ・プライベートラウンジを作りました。
あ、じゃあプライベートラウンジは出会いを作る場所ではないわけですね?(実はこのとき出会いの店ではないことを知った)
はい。今もう相席屋だったり、アプリだったり、出会いの場所はたくさんございます。プライベートラウンジは「出会ったあと」に、誘いやすくて、口説きやすい、個室で距離を縮めることができるというのがコンセプトでございます。
なるほど。まあセクションエイトさんはすでに相席屋やパブリックスタンドで出会いの場は提供してますからね。じゃあプライベートラウンジ の、男女の距離を近づけるための特徴とかは。
カウンター以外は個室になっていて、周りの目が気にならない。また店内の音楽の音量も大きめなので、話すときは自然と距離が縮まります。あとは周りのお客さまもすべてカップルなので、多少イチャイチャしても気にならないですね。
これからカップルになりたい人向けってことですか?
パターン的にはいろいろあると思うんですけど、お友達の段階で近づきたいとか、付き合う直前とか。
ドリンクとか特徴ありますか?
カップル向けのドリンクもいくつかご用意させてもらってます。例えば二人で協力しないと飲めないドリンクがあるので、お持ちさせていただきます。
これ「LOVE SHOT」っていうんですけど、これ片方が吸って、もう片方が吹かないと飲めないお酒なんですよ。「ちょっと面白い飲み物があるんだけど」という感じでご注文されるといいかなと。
おー、面白いね。
まあオレら男二人でやってもしょうがねえからな…。
今日はこれお持ち帰りいただいて大丈夫なんで。
いいんすか?あざーす!
他にもカップルで一緒に飲めるサングリアなんかも。
おお、カップル仕様か。
それではザ・プライベートラウンジをよろしくお願いいたします。
はせべさんは去っていった。
その後。
てかこのLOVE SHOTって値段結構するな。
ん、こんなすんのか。
まあ結構お高いわけだが、アサヒが調べたところによると、LOVE SHOTの原価からすると料金は妥当だとのことだ。
最後に長めの所感
プライベートラウンジは「カップル専用」ということだが、カップルと言っても「付き合う前のカップル対象」なのか「付き合った後のカップル対象」なのかでだいぶ話が変わってくる。はせべさんの話を聞く限りでは「付き合う前のカップル」用であり、まさに口説くためのバーラウンジなのだろう。
しかし口説くための場所なのだとすると、少し首をかしげてしまうところがある。以下5点ほどお話したい。
①この店を選ぶ必要があるか
プライベートラウンジは「出会いを実らせる場」なのだが、それならおしゃれなバーやカップルシートを備えた店はいくらでもある。プライベートラウンジをそもそも選ぶ、強い動機付けがあるかどうか。
②「口説くためのバー」は裏目に出ないか
個室が好きな女性もいれば、付き合う前に個室は嫌だという女性もいる。もしプライベートラウンジに連れてきた女性が後者だった場合、店の雰囲気からドリンクのラインナップまで逆効果になってしまうのではないか。
またフラットな考えの女性だったとしても、 「え、なにここ」 となり逆に警戒心が増してしまうのではないかという恐れがある。
③店のコンセプトを女性側が知っていたら?
女性側がプライベートラウンジの「出会いを実らせる場」というコンセプトを知っていて連れてこられた場合どう思うのか。結構厳しくないか。
④iPadについて
料金は高めなのだが、このiPadでの注文が逆に安っぽく感じてしまった。iPadで注文出来て、さらにドリンクは小窓から出てくる、みたいに店員とも全く顔を合わせないようなシステムいいのにと思った。
上記の通りいろいろ考えていると、ちょっと男目線で作られすぎなんじゃないかというのが感想だ。当然ながら女性の意見も取り入れつつ作られたんだと思う。でもその時の女性の意見て、「気になる人にこんな店連れてこられたらいいかも」ぐらいの感じだったのではないだろうか。男性に何の興味もない状態の女性が連れてこられた場合の想定はしたのだろうか。
オレはそう思ったってだけで、もちろんそうでない人もいると思う。「プライベートラウンジに行けば鉄板」という風にバッチリハマる人もいるだろう。行けば楽しい店であることは確かだし、店自体はオレも好きだ。
んで、オレが想定する利用シチュエーションはこれだ!
- 「あの子とはそろそろイケる!」という女性と行く
- 女性の気持ちはよく分かんねぇけどイチかバチかで行ってみる
- 酔った勢いで行く(でも要予約な)
君たちのチャレンジ精神に期待してるぜ!!!
では!
あ、ちなみにLOVE SHOTはアサヒが持ち帰って、後日地元のバーで女の子と一緒にやってみたそうです。アサヒが吹く側、女の子が吸う側だったそうで、アサヒが思いっきりLOVE SHOTを吹いたところ、あまりの勢いに女の子は液体を鼻から吹き出し、すべて床にぶちまけて泣いていたそうです。
では m(. .)m